映画クレヨンしんちゃん「モーレツ!オトナ帝国の逆襲」

テレビ雑誌で、映画版クレしんの特集がありまして、なかなか興味をそそられたのでさっそく観てみました。すげー面白かったです。
世の中のオトナが、ある組織の陰謀により20世紀の「懐かしさ」に支配されて心が子どもに戻ってしまい、現在の仕事や責任などを全て投げ出してしまう。残されたしんのすけたちは、この異常事態を止めるため奮闘する、という内容です。オトナが仕事を投げ出すのですが、その開き直りっぷりがめっちゃ怖いです。あぁ、仕事せんといけんわぁ、って心底思いました。
とにかくオトナにしか分からないようなネタの連続です。70年の万博から始まり、昭和のギャグ(Ohモーレツとか、アッと驚くタメゴローとか、シェーとか)のオンパレード。さらに、BGMがいかにも70'sフォークといった曲(誰の曲なのかは分かりませんでした)で、とても素晴らしい。ていうか、子どもに理解できるのか・・・。
思わず涙腺がゆるんでしまうようなシーンもあり、「あぁ、ずるいなぁこの演出」とか思いながらもしっかりはまってしまいました。
なんか最近は気が滅入りがちなので、あまり難解でない映画をよく観ます。そのなかでもこれはおすすめですのでビデオ屋に行ったときに思い出したら是非観てください。